2016年

10月

19日

相談事例から(7) 実験動物の鳴き声による精神的苦痛 by 製薬会社の近隣者(2)

よく新聞などで「・・・ことをマウスで確認した」「・・・ことがマウスの実験でわかった」などの記事を見かけることがあります。マウスの実験、つまり動物実験ですが、これはどういうものでしょうか?

動物実験は、動物を医学・生物学を始めとする科学研究の用途、あるいは医薬品や農薬などの薬剤を開発する用途などで、人為的な疾患を作り出して病気の研究をしたり、薬剤を投与して効果や毒性を調べたりするものです。

動物たちは専門の業者が繁殖・販売し、温度や湿度などが一定に保たれた研究施設の金属などでできたケージで飼育され、実験が終わると殺処分されます。通常は一生陽の光を見ることがありません。

このような動物たちが日本だけで年間1000万匹前後、世界では億単位が実験に使用されていると言われています。

暖かな家庭で愛情に包まれながら一生を過ごす犬や猫(実験で多く使われるウサギ、モルモットやハムスターなども)がいる一方で、同じ動物たちが実験用に繁殖された場合には全く違う運命を辿ることになります。

医療や医薬品、各種製剤の開発は人間の生活を豊かにし、進歩させてきましたが、これらの背後にはこのような多くの動物たちの犠牲があることを私たちは忘れてはならないと思います。

日本より早くから動物実験を行ってきた欧米では、古くから強力な動物実験反対運動があり、動物実験に対する法律での規制も進んでいます。

日本では国が一定の指針を設けていますが、強制力はなく、各機関ごとの自主管理ということになっています。その結果、国も自治体も動物実験施設がどこにあって、どんな種類の動物がどれくらい、どんな状態で飼育されているかも把握していないという状態です。

1999年の動物愛護法改正以来、保護団体等が数十万名の署名とともに実験施設の登録制などを訴えてきましたが、3回の改正とも見送られて今に至っています。

人間の生活や科学の発展のために犠牲になっている多くの動物たちのために、せめて厳格なルールを設けて運用していくことは我々人類の責任ではないでしょうか?

 

by K.O

 

 

 

 

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http://ameblo.jp/capin-blog/entry-12202089501.html

相談事例から(7)  実験動物の鳴き声による精神的苦痛 by 製薬会社の近隣者


テーマ:

実験動物の鳴き声や焼却煙のにおいに精神的なストレスを感じている、と電話相談がありました。

製薬会社の近隣にお住まいの方からです。

つくば市には動物を使った先端医療の研究所や、製薬会社の実験施設が多数あります。


相談者の方によりますと、近くにある製薬会社の研究所ではたくさんのビーグル犬やブタが飼育されており、四六時中、鳴き声がするそうです。

特に午後2時半には実験を受ける動物たちの鳴き声が強くなると言います。

犬はキャンキャン、ブタはブヒーと言うが、ブヒーが延びるとキーに聞こえる。

聞いていてつらい。

毎日、これを聞く。

何もできなくてごめんなさい、といつも
手を合わせる。

そのうち煙が立ち上ぼる。

最初は白い煙がやがて黒に変わる。

それを見てまた、手を合わせる。

両親を看取ったあとにそのまま
越してきてずっと、合掌が日課になり、
こうして謝りながら暮らしている。

つらいんです。
精神的な苦痛、これは仕方ないものなのでしょうか。

というものでした。

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防音壁を使うなどの対応はされているとしても、
音がしなくなればよいというわけでもありません。

日本では、先進国で唯一、動物実験に法規制がほとんどありません。どこで誰がどの動物を何匹使って何の目的で実験をするのか、行政もわからないのです。

密室で何が行われているか、痛みどめや鎮痛剤が使われているか、安楽死させるときの薬が本当に痛みを抑えペントバルビタール系なのか、あるいは苦しませる筋弛緩剤やストリキニーネなのかさえ実験室の外からは、何もわからないのです。

地震や原発事故により、実験施設が崩壊し、そこからウイルスや細菌を植え付けられたサルやビーグル犬、遺伝子組み換えマウスが逃げ出すかもしれないのに、行政はどこに施設があるかも知らず、近隣住民にも、把握はできないのです。

第一種動物取扱業に犬や猫のブリーダーや展示販売業者は含まれますが、実験動物の飼育者はブリーダーに変わりはないのに、取扱業に含まれず、規制や監視がありません。

前回の法改正でも、叶わなかった動物実験規制。

ごめんね、助けてあげられなくて。

窓のない、壁のなかに手を合わせるのは、少数ではないはずです。

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動物実験施設の存在は、市民にとって、環境権の侵害ではないのか。

道路工事の騒音被害と同じように、住民にとっての苦痛ではないのか。

鳴き声やにおいや、遺体を燃やすときの煙の立ち上ぼりによる精神的な被害にたいして、賠償責任は問えるものなのか。

悲しいと思わせるような施設を企業が運営し、近隣住民に精神被害を与えていたら。

録音機を持ち、実験施設を調査中です。

そして、昨日(10月17日)、また相談がありました。

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630900pmに豚、ヤギ悲鳴
子犬が対象になったのかあまり啼きこえは聞こえなくなりました。今日処分され煙、今ホースで洗浄しています

二階道路に面した角のドアの部屋らしき所を洗浄しています。彼らはマスクをしていますが回りに住む私たちは大丈夫でしょうか。風向きでは臭いますね

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お問い合せ

動物ボランディア団体全国民間ネットワーク
全国動物ネットワーク事務局

茨城県つくば市(以下略)

 

〒305-8799

筑波学園支店どめ

 

TEL:090-6112-7179

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