動物虐待をなくしていくために

残念なことに、小さな無抵抗の犬や猫に虐待行為を行う残虐な人々が存在するのは事実です。


このボランティア活動を通して、虐待により命を落としたり、腕や足を切られたり、折られたり、


毒を飲まされて殺される動物が少なくないことがわかりました。




TNRでリリースをした猫が次々と殺されることもありました。


可愛がっていた地域猫のミケが、人為的につぶされて死んでいたこともありました。


保護したら、両腕が切断されている犬もいました。




大工さんの知り合いのハンターは、獲物をとってこなかったからと癇癪を起こし、


飼っていた猟犬を森の奥の木にぶらさげたまま帰ってきたよ、と誇らしげに話したそうです。


シェルターの近所では、数年前に3匹の犬が殺されて、鉄棒にぶらさがげられていたそうです。




人の心の闇は、私たちにはどうすることもできません。


カウンセラー、精神科医。。。おそらく神様にしか。



そして、犯罪者を罰するには、法律があります。




<動物愛護法より>


 第六章 罰則


第四十四条  愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、二年以下の懲役又は二百万円以下の罰金に処する。

 愛護動物に対し、みだりに、給餌若しくは給水をやめ、酷使し、又はその健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束することにより衰弱させること、自己の飼養し、又は保管する愛護動物であつて疾病にかかり、又は負傷したものの適切な保護を行わないこと、排せつ物の堆積した施設又は他の愛護動物の死体が放置された施設であつて自己の管理するものにおいて飼養し、又は保管することその他の虐待を行つた者は、百万円以下の罰金に処する。





虐待は、大半はひっそりと行われるので、表に出ることもそうはありません。


しかし、虐待行為はエスカレートします。


小さな芽のうちに、社会が、地域が、それをきちんととりあげ、適切な対応を行い、


大きな事件に発展しないよう、見守りと更生をしなければなりません。




告発するには、時効になる前に手を打たねばなりません。


それには写真や診断書などの証拠、証言が重要になってきます。


疑ったらまず病院へ。もう遺体になっていれば病理に出し、埋める前に獣医さんへ。





**************


残念なことですが、私たちが動くにあたって、さまざまな障害が立ちはだかります。




行政は消極的で、本来動くべき職員が「たかが犬猫」という意識のままでいます。


刑事司法も動物犯罪についての規定が機能不全状態で、行政に期待することは難しいです。





また、学校組織は事件を隠ぺいしがちなので、こちらが写真や証拠物件をお渡しし、


事実をどんなに訴えても、虐待者の言い分を通させようとします。


不祥事を出すことをおそれるからです。





児童相談所でも、おどろいたことに「動物の虐待はうちでは扱っておりません」と言われますし、


動物指導センターは法律の縛りがあり行政は何もできない、警察へ訴えてほしいと、


受理してもらえませんでしたし、役所も学校への提言だけで終っています。


本来動かねばならない組織が、機能していないという現実があります。





法改正の付帯決議では、愛護推進員が「不適切飼養等の事案に積極的に関与する」とされましたが、


愛護推進員は立候補制で、実際は現場で動かれない愛護推進員さんも多く、


啓発チラシ配布がメインとなる活動のようで、このような虐待に対応して


いっしょに保護や交渉に動いて下さる方はなかなかおられません。




警察がいっしょに動いてくれたらなあと思うのですが、


「これは虐待ではありません」と個人の感覚で判断されて、邪魔をされても困ります。




今年の1月6日に、アニマルポリス・ホットラインが兵庫県警にできましたが、


動物の保護やレスキューに積極的に動いてくださるかとの期待が大きかった分、


結局はもちろん限界があるようで。。。


でも先進的な取り組みは評価し、今後に期待をしたいです。






結局、私たち民間のボランティアが、捨て身で現場に駆けつけてレスキューするしかないのです。


命に間に合うためには。




警察も行政も、訴えたって、動かないための言い訳を聞かされ、結局動いてくださらなければ、


もう時間との勝負ですので、こっちはお尻に火が付いた思いで、独自に動くしかないのです。


もう、命がけです。



そして、あげくのはてに警察に訴えられても、私たちを護る法律も不十分です。


飼い主の所有権の権利は、日本ではとても大きいからです。



「うちの飼い犬をどうしようと勝手だろう」


でも、あなたの犬である前に、犬猫は、法律で守られた愛護動物なのです。




とにかく、虐待情報があれば、私たちは証人から話を聞き、写真などの証拠を集め、


動物の保護と病院搬送、被疑者の特定を試みます。




動物の遺棄・虐待防止ポスター

http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/poster04.pdf

(環境省外部サイトよりダウンロードできます。)

これを印刷して、虐待のあった地区や住民に配布します。

町内会長、周辺の学校、(薬の使用には)保健所、市役所に連絡します。

警察にはパトロールをお願いします。

そして、最近あった、虐待情報に対応しつつあります。

とある駐車場。







猫の世話をする住民と、猫の嫌いな人とのトラブルの果てに、今年の夏に数匹が泡を吹いて亡くなりました。

また、2~3年前、餌やりさんがいなくなった猫を探していたら、おれの家に取りに来い、と言われ、

行ってみたら、すり鉢でつぶされて殺されていた、と。



この事件の時効は3年。

間に合うかな。

間に合わせなければ。

間に合わなくても、この男は別の虐待を繰り返しているはず。




この場所にいるなつっこい親子を新会員Hさんが保護されました。

そして、こまちさんの里親会で新たな飼い主さんが決まり、ちゃまめさんとHさんで譲渡してきました。




お母さん。胸の骨がおられていました。


人馴れしている猫が虐待の対象にされます。

(だから私たちはいつも地域猫は人馴れさせないよう気を付けています。)



子猫のほうは、腕を折られていました。何度も。

獣医さんの診断により、それがわかりました。

車にひかれたわけでもないのに、腕の、何度も同じ場所を

折られるなんて、不自然でしょう。

虐待の可能性がありますと言われました。



まだ治療中ですが、早々里親会で家族決定。

おめでとうね。



(右はママ、左は子ども)



この親子をやった犯人は、きっとすり鉢の猫殺害事件と同じ人だろう。

ぜったいに追求します。

間に合わなかった、すり鉢の子。

合掌。


***************************

虐待や遺棄の禁止

愛護動物を虐待したり捨てる(遺棄する)ことは犯罪です。違反すると、懲役や罰金に処せられます。

愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者
→2年以下の懲役または200万円以下の罰金
愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者
→100万円以下の罰金
愛護動物を遺棄した者
→100万円以下の罰金
※愛護動物とは
1 牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
2 その他、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの

虐待の禁止

虐待の禁止

 動物虐待とは、動物を不必要に苦しめる行為のことをいい、正当な理由なく動物を殺したり傷つけたりする積極的な行為だけでなく、必要な世話を怠ったりケガや病気の治療をせずに放置したり、充分な餌や水を与えないなど、いわゆるネグレクトと呼ばれる行為も含まれます。

 なお、食用にしたり、治る見込みのない病気やけがで動物がひどく苦しんでいるときなど、正当な理由で動物を殺すことは虐待ではありませんが、その場合でもできる限り苦痛を与えない方法をとらなければなりません。

遺棄の禁止

遺棄の禁止

 動物の飼い主の責任には、動物を正しく飼い、愛情を持って扱うことだけでなく、最後まできちんと飼うことも含まれます。飼えないからと動物を捨てることは、動物を危険にさらし、飢えや乾きなどの苦痛を与えるばかりでなく、近隣住民にも多大な迷惑になります。また、近年は、日本の自然に生息していなかった外来生物が野外に放たれ、それによる農業被害や生態系破壊が大きな社会問題になっています。



動物の愛護および管理にかんする法律

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S48/S48HO105.html

ところで、地域猫・TNRを妨害する障害のひとつに、「餌をやるな」の声があります。

TNRの推進に、給餌は欠かせません。

手術をするには、決まった時間に餌を与え、猫たちが集まりやすくしなければ

捕まえることができません。餌を与えずには猫をおびき寄せることはできません。

そして、そもそも野良猫に、餌を与えないことは、虐待になります。

動物愛護法に反する犯罪行為です。

野良猫に餌やるな、を国や行政が掲げるならば、国民に虐待行為を推奨していることになります。

これは、愛護動物に対する虐待であり、犯罪です。

国・行政をあげての虐待を許してはなりません。


コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    この団体の顧問弁護士様に (日曜日, 04 1月 2015 23:40)

    一刻も早くここと永久に契約を切ることを強く勧告します。あなたの歩むべき人生は畜生とは区別されるべきだからです。
    デカルト:「動物は道具である。ゆえに人間はこれをどのように扱っても良い」
    あと、不作為犯/不作為による不法行為というのは、作為のそれより遙かに立証が難しいことをご存じですか?

お問い合せ

動物ボランディア団体全国民間ネットワーク
全国動物ネットワーク事務局

茨城県つくば市(以下略)

 

〒305-8799

筑波学園支店どめ

 

TEL:090-6112-7179

FAX:029-851-5586

Mail:Fwin5675@nifty.com

リンク

ANJシェルター里山日記
ANJシェルター里山日記
がんばっペット ~東日本大震災福島保護犬猫~
がんばっペット
アニマルファインダー
アニマルファインダー
被災したペットを探す飼い主になる
MSNペットサーチ
東北地震犬猫レスキュー.com
東北地震犬猫レスキュー.com
緊急災害時動物救援本部
緊急災害時動物救援本部
8週齢みんなで一つになろうキャンペーン!
8週齢みんなで一つになろうキャンペーン!
SFアニマルポリス上映会情報
SFアニマルポリス上映会情報
動物実験/実験動物の自主管理状況と法整備に関する  公開アンケート 2012
動物実験/実験動物の自主管理状況と法整備に関する 公開アンケート 2012
いつでも里親募集中
いつでも里親募集中
ロンリーペット
ロンリーペット
福島被災保護動物リスト集
福島被災保護動物リスト集

翻訳協力

Ms. Yumiko Nakamura

Ms. Yoko Katsuyama

にゃん太郎